オフィスで神経を使う事の一つに、個人情報などの機密文書の管理があると思います。少しでも個人情報が漏洩すれば、企業に大きな責任が問われる可能性もありますよね。退社時には機密文書を必ずシュレッダーをして帰るように徹底している会社も多いと思います。しかし、中には、ついうっかり大切な書類をシュレッダーせずに捨ててしまった事がある人もいるのでは?
あまり人には大きな声で言えない内容ですが、実態を調査するため、アンケートを行ってみました。
【質問】
【オフィス勤務経験のある方】個人情報が記載された書類をシュレッダーせずに捨てたことがある
【回答数】
ある:34
ない:66
66%の人は必ずシュレッダーをしている!
アンケートでは、66%の人が個人情報の記載された書類をシュレッダーせずに捨てた事は「ない」と答えています。
・働いていた所は個人情報の取り扱いにとてもシビアだったので、シュレッダーなしでの処分は絶対にあり得なかった。
・個人情報が載っているような書類は必ずシュレッダーに掛けるようにしています。
・そんなこと絶対にあり得ません。上司のチェックも入りますし、必ずどこからかばれます。
・それは決まりだからきちんと処理する。社会人としてそれは有り得ない。
やはり機密文書については必ずシュレッダーしてから捨てる事が徹底されている企業がほとんどのようです。社内全体で個人情報は安易に捨ててはいけないという雰囲気が出来ているのかもしれませんね。もしばれたら上司に怒られるからという人もいれば、社会人としてそれは有り得ないという、個人情報の扱いに対しての意識が高い人も多いように感じられました。
34%はシュレッダーせずに捨てた経験アリ!
一方で、34%の人はシュレッダーせずに捨てたことが「ある」と回答しており、完全に安心も出来ないようです。
・今みたいに、個人情報がうるさくない時代にはそのまま捨てたこともあるので。
・小さい店舗だったので、シュレッダー自体が無かった。書類は裏が白紙で使えたので、品物の番号を書く紙として再利用していた。
・本当はシュレッダーをしなければいけないけれど、つい忘れてしまって捨てたことがあります。
・シュレッダーにかけるのが理想とは分かっているが、それほど価値がないように思える書類は捨ててしまうこともある。
回答者の中には、今のように個人情報の扱いが厳しくなる前に捨てた事があるという意見もありました。それに加えて、小さい店舗だからシュレッダー自体がなかったという人も。今の時代、シュレッダーをせずに、しかも再利用するというのはかなり危険な行為ですが、時代の影響もあるのかもしれません。
また、捨ててしまった人の中には、ついうっかりという人もいれば、単に面倒だと考えているように受け取れる確信犯的な人もいるようです。
ルールの徹底と、ヒューマンエラーを防ぐ事が大切!
アンケート結果から、個人情報をシュレッダーせずに捨てた事がない人の方が多いという事が分かりましたが、そのまま捨てた事がある人も約3割いました。中には、個人情報保護法が施行されるよりも以前の話という人もおり、最近はシュレッダーするようになったという人もいるのかもしれません。しかし、どんなに気を付けていても、不注意で捨ててしまう可能性もあるようです。
個人情報の漏洩を防ぐためには、厳しいルールの徹底と、ついうっかりなどのヒューマンエラーを防ぐ事が重要なのかもしれませんね。
調査地域:全国
調査対象:年齢不問・男女
有効回答数:100サンプル